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【笑える】声優の棒読みが酷すぎて話題になった残念過ぎるゲーム 4選

今回はキャラボイスが残念過ぎてゲームに集中できないゲームキャラ達をご紹介していく。実際にその棒読み具合が分かる動画も用意したので、歴史に残る棒読みキャラたちの声を聴きながらご覧ください。

目次

Painkiller : Hell&Damnation 

突然関西弁になる&口パク死神も見どころ

2004年に発売されたペインキラーのリメイクと続編を兼ねた本作。

本作は今回の趣旨でいうと、最も酷い出来である。説明するよりも先に冒頭の動画をご覧いただきたい。棒読みなののはもちろんだが、それを通り越して、まさかの口パクが実装されているのである。

バグなのか、いや、正常である。この口パクが実装された理由はこうだ。

皆さんもご存じの通り日本語と英語の文法は極めて異なる。日本語では数文字で伝わる意味が英語では長文になったりする。これを洋ゲーにそのまま変換してみるとわかりやすい。

キャラモデルは余程のことがない限り、制作された国の言語に合わせて口を動かす為、英語では明らかに長い長文を日本語で、それこそ抑揚もない棒読みでつらつらと喋っていては尺が合わなくなってしまうのだ。

もはやこれはローカライズ時点でのミスである。それがワンカットツーカットならまだしも、本作ではほとんどの場面でその現象が起こる。会話のキャッチボールが、ドッジボールに変わり、謎の字幕と棒読みボイスで画面は草まみれになるに違いない。

こんな出来なら、普通はレビューが荒れて然るべきなのだが、このクソクオリティが故に愛されてしまいsteamでは「このクソ翻訳がむしろ癖になる」と好意的なレビューが多く、評価がまさかの非常に好評に落ち着いているのである。

ちなみに本作、実はもともと開発していた会社の予算が合わなくなってしまったがために権利を他社に売却したことで、この目も当てられないようなクオリティに仕上がったという裏話がある。

まるでゆっくり動画を見ているかのような錯覚に陥る棒読み具合。しかし、ゲーム実況するにはもってこいのゲームだと思われる。

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房石陽明

2015年12月3日に発売されたレイジングループ。山奥の寒村を舞台に、人狼による無差別虐殺が行われ、村人の中から人狼を探し当てるというホラーサスペンス。

ストーリーが非常に緻密に描かれており、実質一本道のストーリーながら要所要所で主人公の判断が一時的に物語の行先を決めるシステムの完成度は高く一つのゲーム作品としてかなり極まっている作品。

そんな良作である本作、登場人物はさほど多くなく、主題となっている人狼ゲームという特性上もあって、ほぼ村人たちの会話でストーリーが成り立っているため、フルボイスで展開されるキャラクターの声を常に耳にすることとなる。

それゆえ、声優の演技の良し悪しはゲームの評価につながることは言うまでもない。それなのにも関わらず、本作の主人公房石は……誰がどう聞いても棒読みである。

都会から逃げるために村にやってきた主人公という設定の為、シティボーイと田舎の人間の差別化を図るにしても、棒読みが過ぎるのである。しかも、キャラクターの性格が非常に頭の切れる設定であることも起因して「何故そんなに棒読みでドヤってんねんこいつ」と悪態をつきたくなる衝動に駆られるプレイヤーは少なくない。

「感情のこもっていないサイコパスとしてのキャラの素質もあるから」と考えてみても、流石にこれは酷い。

このようにゲームのキャラクターが棒読みになる原因はなんなのか。

一つに、ジブリや他日本のアニメでは、あえて自然な演技をさせるために初心者を声優に起用するということがあるが、こういったアニメーションではなくボイスが主体のサウンドノベル形式のゲームでそのような手法を取るのはあまりにも無謀すぎる。

では残った可能性はというと、恐らくキャストミスか、コスト面での諦念である。
実はこの房石、声優養成所であるドワンゴクリエイティブスクール所属の声優を起用している。

つまりは当時ではまだ学生だった人間がドワンゴの協力によって主人公の声優に起用されてしまったというのが事の顛末だ。

まあしかし、先程も言ったように房石自体は作中かなりサイコパスってるので逆にこの浮いた感じがハマっているという意見もある。主人公のボイスを一つ取ってしまえば棒読みで酷い有様だが、そのキャラクターの性格、そしてなによりゲームとしての完成度が高い故に大目に見られたという稀有なケースである。

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フラッシュバック リメイク

爆笑できる棒読みを聞きたいなら、フラッシュバックをプレイしろ。本作は1992年にイギリスのU,SGoldより発売されたAmiga用ゲームのリメイク作品。

銀河連保調査局の調査員である主人公、コンラッドハートを操作してエイリアンに支配された地球を救出することを目時とした横スクロールアクションである。初代は当時220万本を売り上げ、スーパーファミコン版はファミコン通信のクロスレビューにてゴールド殿堂を獲得するほどであり、まあ、名作である。

そんな名作のリメイクと有って、今作は全世界待望フルボイス対応。緻密に設計されたSFの世界観に舞い降りたコンラッドハート、どんな素晴らしいボイスで世界を彩ってくれるのだろうか。

!?!?!?
「オレハナニニマキコマレタンダァ…..」
なんだろうか、気力のないくたびれた棒読みが放たれましたが、聞き間違いではありません。

この調子で物語は進行していきます。先程ご紹介したレイジンググループとは異なり、本作はアクションゲーム。フルボイスとはいえど、流石にそこまで喋らないから大丈夫だろうと思っていると痛い目を見る。

主人公コンラッドはアクティブに、かつしなやかに動くたびにそのくたびれた気分の悪くなるようなクソ低クオリティの棒読みを繰り広げるので、静寂になることは少ない。

まるで深夜に放送されている誰が見ているんだと思ってしまうような海外ドラマの声優のような棒読み。リメイク作品ということもあって、ファンからするとかなりの衝撃。

事実、本作のあらゆるレビューを見ても、コンラッドの棒読みについて言及があり、その声が酷いということでレビュー点数1を付けるファンが多数。

とにかく作中通してクソ低クオリティのコンラッド。steamではクソクオリティが故に賛否両論の評価になってしまっているが、面白見たさでプレイするのは結構ありだと思うのでゲテモノ好きはプレイしてみてもいいかもしれない。

グランディア3

ネットではゲームソフト(笑)として使えるフリスビーという不名誉過ぎる肩書を持ったクソゲー、グランディア3。

本作は、とにかくシナリオがクソであり、その他にも上げるとキリがないほどのクソと意味不明の嵐が巻き起こる内容で、クソゲーの金字塔とすら名高いのだが、まあそのクソも気になると思うのだが、今回はその選りすぐりのクソのなかから本題の棒読みについて触れていこう。

まず、これをみてほしい。

どうだろうか、紛いなき棒読みである。というより、活舌も悪いので棒読み以前の問題である。

この殺人級の棒読みの背景には、行動論理がさっぱりわからないキャラクター達に加え破綻したストーリーがある為、棒読みはもはや本作にとってまだ序の口レベルのクソ要素なのだが、やはりこれはこれでひどい。

ちなみにこの声優陣は、本作の戦犯である高橋監督の戦略(笑)である

終始このような棒読みを聞かされるプレイヤーの身にもなってほしいものだが、監督はこの棒読み具合について「ぜひ音量大きめで聞いてほしいですね(笑)」といった具合。

まず本作はアイドルが多く声優に採用されており、本作は宣伝のために作成されたとさえ考えられている。

また、監督への様々なインタビューから考えるに、監督は声優への指導を全くと言っていいほど行っておらず、ほぼ声優初心者がゲームの主要キャラを務める羽目となり、このありさまになった。

やる気のない演技に完全にキャパオーバーのあっぷあっぷ状態のキャラ。感情を捨て去った棒読みちゃん。こんなメンツが繰り広げる物語。

ムービーシーンも酷いが、バトルシーンも酷い。恐らく長文を話すときより短いセリフに思いを込める方が難しいのだろう。またぐらにバイブでも仕込んでいるのか、気の抜けた戦闘ボイスで彩られる戦闘シーンは、もはや同人のRPGエロゲーにも劣るクオリティである。

正に記憶に残るRPG(笑)として歴史に名を遺したグランディア3。

余談だが、この(笑)というのは、高橋監督がインタビューで(笑)を乱用した結果、ネットでグランディアを語る際に単語の後に必ず(笑)を付けくわえることがフォーマットになったというネットミームの一つである。

そして肝心の高橋監督は、現在行方をくらましている。

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